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【ロシアルーブル両替】現地からアドバイス(2019年7月更新)最安で安全な方法はコレ!

2019/08/02
 
この記事を書いている人 - WRITER -
海外に在住15年目、現在はドイツに在住の趣味ライターです。

2018年にロシアで開催された、FIFAサッカーワールドカップ以来、

「ロシアの旅行が便利になった!」

「ロシアの街が綺麗になった!」

と、外国人の間でも話題になっています。

ロシアへ旅行、一度は行ってみたいものですね。

ここ数年はルーブル安が続いているので、ロシア旅行には好条件かもしれません。

そこで、2019年現在、ロシアでの最適な支払い状況を、ロシアへ頻繁に旅行される方々の意見をもとに、最適な両替方法をまとめました。

法律

ロシアの通貨はルーブル (RUB) です。そして、「ロシアでは全ての決済はルーブルで行われなければならない」、という法律があります。

しばしば、タクシー、レストラン、お店などで、ユーロやドルでも決済が可能なこともありますが、実はこれ、違法行為なのです。。。

ロシアでのクレジットカードの使用感

最近は、ロシアの大都市ではクレジットカードを使える店が増えてきました。お買い物やレストランでのクレジットカードの使用は、便利でおすすめです。一番ポピュラーなカードはもちろん、

  • VISA
  • Master Card

です。そして、近年ではアメックス、JCB、ダイナース、などなどそれ以外のカードが使えるところも増えています。

ただし、小さな街ではそうではありません。クレジットカードが使えるお店は、規模の大きい店舗に限られてきます。しかし、実際に旅行してみると、小さなお店で、かつお手頃な値段でどうしても買い物がしたくなるものです。それには、現金が必要となってきます。

店頭で頻発するカード拒否

ロシアルーブル両替 クレジットカード

ロシアに住んでいる外国人の方々に聞くと、海外のクレジットカードでの決済は、面倒なことも多いそうです。特に、

  • 約50%はクレジットカードでの支払いを拒否される
  • ターミナルでのプロセスに、何分も待たされる
  • クレジットカードでの支払いが拒否された場合、そばにあるATMを使ってクレジットカードから現金をキャッシングし、その現金で支払いを済ませなければならない

という苦情をよく耳にします。

不思議なことに、店頭でのクレジットカードでの購入は拒否されても、同じクレジットカードのATMでのキャッシングはほとんど拒否されないのです。

この記事を書いている私自身、つい先日飛行機が遅れ、急遽、乗換えのモスクワ空港でホテルに1泊しなければなりませんでした。外国人客も多い、空港からそれほど遠くない、きちんとしたホテルです。

チェックアウトに当たって、手持ちに2枚の日本のクレジットカードがありましたが、2つとも拒否され、ホテルにあったATMマシーンでキャッシングをして支払わなければなりませんでした。

このように、クレジットカードを持っていても、結果的には現金決済を強制されてしまうことに注意していください。

さらに、モスクワやセントペテルスブルグのような大都市以外では、現金決済が基本と考えてください。

ロシア人はどうしてる?

ロシア人は、通常のスーパーやレストランなど、日常の日々の支払いは現金で行うことが一般的です。

安い価格で買い物ができるお店や、ちょっとした日常の買い物は、日本のように現金決済が主流です。スーパでの買い物については、次の記事を参考にしてください。

また、ロシアでは、街のいたるところにATMが設置してあります。これは、現金決済が主流であることの現れでもあります。現金が必要になることが多いため、ATMの数も多いのです。

ルーブルは為替変動が激しい通貨でもあります。そのため、ロシア人でさえも、まとまったお金があればルーブルで貯金するのではなく、ドルやユーロで貯金を保有することも好む人々もいます。

そのため、多くの銀行で、ドルまたはユーロとルーブルの両替が可能です。両替ができる多くの銀行の支店の店頭では、為替レートが表示されています。

ドルやユーロからでの両替であれば、競争が激しいため手数料は低いですが、日本円などその他の通貨からの両替になると、銀行へ払わなければならない為替手数料が高くなります。

ATMからのキャッシング

先にも述べましたが、ロシアには多くのATMが設置されており、クレジットカードを持っていれば、現金の引き出しに困ることはないかもしれません。だだ、このクレジットカードのキャッシングは手数料が高いので、注意が必要です。

先にも述べましたが、ロシアには多くのATMが設置されており、クレジットカードを持っていれば、現金の引き出しに困ることはないかもしれません。だだ、このクレジットカードのキャッシングは手数料が高いので、注意が必要です。

ロシアのATMからのキャッシング時には、大抵1%のコミッションを現地の銀行へ払うことになります。つまり、キャッシング時の手数料は次の1〜4の合計となります。

  1. ATM使用料(1回約数百円)
  2. ロシアの銀行へのコミッションの支払い1%
  3. クレジットカード会社への為替手数料の支払い3〜4%
  4. クレジットカード会社へのキャッシングの金利(返済までの期間に依存)

さらに、海外のクレジットカードの場合、1回でキャッシングできる金額の上限が、現地のデビットカードの10分の1と、低い額へ設定されています。ターミナルにもよりますが、上限は10,000 〜25,000 ルーブル、すなわち、日本円で約2万円〜5万円程度です。

つまり、約2万円の現金を、ロシアのATMでキャッシングすると、約1,000円は手数料となります。

 

スキミング

クレジットカードでの決済は、常にスキミングのリスクがあります。ロシアに限って見ると、2011年以降、ロシアはクレジットカード決済でのリスクが高い国の一つとしてリストされました。

ロシアでクレジットカードを使っていて、全く問題がなかった、という旅行者も大勢おります。

ロシアでクレジットカードを利用して、その後は特に情報を盗まれるなどの犯罪には巻き込まれず、安全に利用できた、という事実の裏には、クレジットカードの拒否率の高さがあります。実は、この2つは無関係ではないのです。

「高リスク国」へリストアップされた結果、各クレジットカード会社は、安全性を確保するため条件を厳しくし、カードの拒否率が上昇したのです。

逆に、暗証番号の入力を必須とするキャッシングについては、特別な利用制限をしていません。

そのため、お店での支払いができなかったクレジットカードでも、ATMで現金の引き落としはできたというケースが、2011年以降、ロシアでは頻発しているのです。

現地在住日本人からのアドバイス

それでは、現地在住の日本人やその他の外国人のアドバイスはどうでしょう?

現地の方々の意見を参考に、ベストな方法をまとめてみました。

まず、ルーブルを日本で手に入れようとすると、おそらく空港がまず頭にうかびます。ただ、この手数料はとても高いようですので、空港での両替は最小限に留めた方が良さそうです。

  • 日本ではルーブルに両替しない(手数料が高すぎる)
  • 日本の空港では両替しない(手数料が高すぎる)
  • ロシアの空港でも両替しない(手数料が高すぎる)

最良方法

結果として、次の2つが、おすすめの方法です。

手段1:

  • 現地で大都市の中心部で滞在するなら、クレジットカード決済と現地ATMでキャッシングを併用する。 

手段2:

  • 地方の都市郊外や小さな都市へ旅行するなら、日本から、ドルまたはユーロのまとまった額のキャッシュを持参し、モスクワの銀行で1回で両替する

クレジットカードは、多くの方々がすでに保有されていると思いますので、下ではキャッシュ、すなわち現金の入手方法について、解説します。

日本でドルまたはユーロのキャッシュを入手

近年、日本ではドルかユーロであれば、格安で現金が手に入るようになりました。

特に、マネパカードはその安さで定評がありおすすめです。

ロシアへ頻繁に旅行される方は、次の手順でルーブルを入手されています。

  • 日本にて、ドルまたはユーロのまとまったキャッシュを入手する
  • ロシアの大都市の現地の銀行にて、1回でルーブルへ両替する
  • 旅行の最後に余ったルーブルはモスクワの銀行でドルかユーロへ換金し、日本へ持参する。

このまとまった額ですが、旅行の日程を勘案してホテル代、電車代、食事代、お土産代などを全て含めて、旅行中に総額いくらを使うかまずは検討をつけてください。予想外の出費の可能性も勘案し、少し多めにしましょう。

例えば、1週間で1,000ドルとしてみましょう。1,000ドルは日本円で約11万円です

ロシアの銀行でのルーブルとドルの両替スプレッドを見ると、片道約1.5%です。

そして、日本での両替で最安とみられるマネパカードですと、手数料は1ドルあたり約20銭です。

1000ドルのキャッシュを入手するには、現在の為替レート、1ドル110.36円ですので、110,364円が必要となります。この時の手数料は、

  • マネパカードでの両替、1ドル当たり20銭の為替手数料= 200円
  • マネパカード空港窓口でドルのキャッシュを受け取る時の手数料一律500円
  • ロシアの銀行へ支払う約1.5%の片道スプレッド=1,655円
  • 手数料合計2,355円

となります。

ドルやユーロを自宅で受け取りたい場合

マネパカードでは、ドルやユーロのキャッシュを受け取る際、空港のマネーパートナーズ専用窓口へ行かなければなりません。

当日、空港での両替には出発時間が不安な方もいらっしゃると思います。飛行機のチェックインの時間とお店の空いてる時間が合わないなど、事前にキャッシュを自宅で受け取っておいた方が安心です。

その場合には、外貨両替マネーバンクをおすすめします。

購入は7万円以上からで、土日祝日も翌日発送してくれます。そのため、購入してすぐに受け取れるという安心感があります。また、レートには発送料が含まれているので、表示されているドルやユーロの価格以外を心配する必要がありません。

レートは、銀行や空港に比べると断然有利です。

ただし、こちらのサービスですが、レートが安くて人気があるせいか、ドルとユーロのキャッシュに関して「入荷待ち」であることもしばしばあります。もし「入荷待ち」の場合、電話にて入荷見込みを問い合わせるか、数日待ってからのアクセスをおすすめします。

詳しくは、外貨両替マネーバンクのオフィシャルサイトを参考にしてください。

ドルかユーロか

これまで、ドル、またはユーロをキャッシュでと述べて来ました。

では、ドルとユーロのどちらが良いでしょうか?

もし、手数料の安さやスプレッドの低さだけで見るのであれば、ドルの購入をおすすめします。

ただ、ヨーロッパの他の国を旅行先に加えたり、飛行機で経由することもあるかもしれません。その場合にはユーロもおすすめです。

現地ATMでのキャッシングとの比較

  1. 現地ATMのキャッシングで約10万円を引き出そうとすると、2万円当たり約1,000円の手数料でしたので、5倍して約5,000円の手数料となります。
  2. マネパカードで約10万円分のドル現金を入手して、モスクワの銀行で両替すると、手数料は約2,300円となります。

すなわち、ある程度まとまった額であれば、2. のやり方でロシアルーブルを入手すると、手数料が半分以下へおさえられるのです。

まとめ

いかがでしたか?

ロシアで、現地の方々から教えていただいたおすすめな支払い方法は2つでした。

そして、この2つのやり方でも、金額によっては倍以上の手数料の差があることが分かりました。

クレジットカードには、スキミングのリスクがあります。逆に大量の現金を持ち歩くのも危ないとも言われています。リスクのない方法は、残念ながら存在しません。

クレジットカードも、現金も、持ち歩く際には、一箇所にすべてをしまわず、2、3箇所へ分散して持ち歩くことを心がけてください。

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