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ここまで進んでいるプラスチック汚染。2018年私たちにできること。

2019/07/07
 
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海外に在住15年目、現在はドイツに在住の趣味ライターです。

世界中の飲み水が、目に見えないほど小さな微小プラスチック(マイクロプラスチック)で汚染されていることが明らかになっています。水道水のみならず、ミネラルウォーターまでも。。。もはや、私たちの日常生活は、プラスチックの脅威から逃げられないというとても怖い状況になっているのです。

 

2017年9月、オーブメディア(Orb Media)の調査によると、世界中から集めたサンプルのうち、世界の80%もの飲み水がマイクロプラスチックに汚染されていることが明らかになりました。調査では、日本のサンプルは集められませんでしたが、近隣諸国のサンプルが集められています。

 

また、このまま海のプラスチックゴミが増え続けると、生存する海洋生物の全重量よりも、30年後にはゴミとして海洋に浮かぶプラスチックの重量が上回るという推計結果も発表されています。

 

そして3ヶ月。

 

世界はこのショッキングな結果を忘れ去ってしまったかのようです。対策へ向けた施策についてあまりニュースがありません。

 

12月にフランスでは、使い捨てプラスチックの使用を禁止する法律が成立しました。

日本も是非フランスに続いて欲しいものです。

 

マイクロプラスチックとは

 

マイクロプラスチックは、

  • 海に浮かんでいるプラスチックが時間とともに微細に分解したもの
  • 化学繊維、特にポリエステルでできているフリース、ナイロン、アクリルなど
  • コスメ用品に含まれているマイクロビーズ
  • アクリルペンキ
  • タイヤのすり減りから生じるホコリ

などから作られます。これらの微細なプラスチックは飲み水やシーフードを通して我々の体に入り、私たちの肝臓で分解しようと蓄積されます。プラスチックが完全に分解されるのに1000年かかるのを考えると、我々の寿命の方が早く来ます。そのため、肝臓で蓄積され続けるのです。

そこで、2018年、私たちが少しでもできることをまとめました。

 

使い捨てプラスチックを使わない

プラスチックの使い捨てから豊かさを感じることは、私たちが貧しいことの現れでもあります。

いますぐにでも実行できることは、コーヒーショップやテイクアウトの食品とともに使われる使い捨てプラスチックを使わないことです。水筒やお弁当を持つことは、健康にも良いですし節約にもなります。

例えばプラスチックのストロー。ストローがないと飲み物は飲めないでしょうか?使う前に少しだけ考えて手を止めてください。小さなお子さんなど、ストローが便利なこともあります。その時には、ストローを持ち歩き、リサイクルすることも考えてみて下さい。

マイバックを持ち歩き、レジ袋はいりませんと断ることは、これからのライフスタイルです。

2018年、まだマイバックを持ち歩く習慣のない方は是非実行してみてください。

 

 

質の悪いフリースを買わない、使わない、洗わない

ポリエステルやアクリルなどの化学繊維の微細な破片が、海洋生物の胃や腸から体内へ吸収されて様々な部分から検出されています。これらの繊維の破片は、日々の洗濯から下水を通り、処理施設でも小さすぎるためフィルターにはかからず、直接海へ流れています。質の悪いフリースの洗濯は、通常のポリエステルの洗濯よりも百倍以上のマイクロプラスチックを垂れ流します。

基本的に汚染原因は次の3つの人口繊維です。

  1. ポリエステル
  2. ナイロン
  3. アクリル

これらの繊維について、次を心がけてください。

  • 質の悪い、抜け毛の多い製品を買わない、洗わない
  • 洗濯は最小限にする
  • 洗濯時にはフィルターやホコリ取りを使う

 

 

マイクロビーズ入りコスメを買わない、使わない

 

歯磨き粉、スクラブ入り洗顔料、ファンデーション、日焼け止めなど、あらゆる種類のコスメにマイクロプラスチックが入っています。これらのプラスチックは、洗い流されて100%排水溝へと流されますので汚染の直接原因となります。

チェックの仕方は、ポリ xxx」と成分表に書いてある製品を避けることです。

 

 

まとめ

以上、少しだけまとめてみました。実はその他にもペンキやタイヤなど他の要因も多くあります。

今回は、個人で対応できる部分でのまとめです。

残念ながら、個人で全て対応することには限界があります。政府や自治体の協力や、規制導入などが最も効果的でしょう。

 

アジアで規制を最初に導入した国は台湾です。詳しくはこちらです。

 

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