ここでは、オンラインで、自分でブンデスリーガの試合のチケットを購入する方法を説明します。
クラブとは独立な、個人同士のチケット売買サイトも色々ありますが、ここではそうせずに、ブンデスリーガ推奨の正規ルートでかつオンラインで購入する方法を説明します。
正規ルートで買うので、実際にお金を支払ったものの手に入らないかも知れない、というような不安がありません。
また、入手価格も、一時的な需要の大小に左右されず、ある特定な売り手からのぼったくりによる被害を最小限に留めることができます。
最近は、チームのウェブサイトの英語化が進み、英語で買い進めることができるチームが増えてきました。
ブンデスリーガの試合は、観客数1試合平均で40.693人、91%の席が埋まってしまうそうです。それでも、残るチケットがあると、クラブ会員でなくてもチケットを買って試合を見ることができます。これらのチケットは、各クラブのオンラインページから調べることができるので、是非利用したいものです。
情報ソース
情報元は、ドイツ ブンデスリーガのオフィシャルサイトです。
Hol Dir Tickets für Bundesliga-Spiele! (訳:ブンデスリーガ ゲームのチケットを購入しよう!)
こちら、全てドイツ語ですが必要なリンクが全て掲載されています。
発券と流通について
ところで、まず最初に知っておきたいことは、オフィシャルのクラブサイトからのチケットでも、入手方法は2つあるという点です。
ひとつは、クラブが発券するチケットを直接買う方法です。あなたが一番最初のチケットの保有者です。
もうひとつは、すでに発券されたチケットを、クラブが提供する流通市場 (Secondary Market) を通じて買う方法です。個人が売りに出す場合もありますし、団体が売りに出す場合もあります。例えば、団体での観戦を企画していたグループが、そのイベントがキャンセルとなり、すでに保有しているチケットを売りに出すケースなどです。
最近はこちらの「流通市場」の方もクラブが管理するようになり、利用者がより安心してチケットの購入ができる環境の整備されてきました。
ここでは、この両方の方法について、それぞれのクラブの例を見ながら、詳しく説明しようと思います。
チケットの受け取り方
チケットの受け取り方は、クラブにもよりますが、次の3通りが考えられます。
1)自分で印刷をする
2)当日券売り場で受け取る
3)滞在先のホテルに郵送してもらう
自分で印刷をする
購入時に、自分でチケットを印刷するオプションが提供されている場合があります。
例えば、B.ドルトムンドでは、”Print@home (ticket.direct)” のオプションがあります。
オンラインで購入してから、すぐに手元にチケットを印刷できるので安心です。
印刷の際には、A4の用紙で、入場時にバーコードが機械で読み取れるよう、高品質な印刷をしましょう。
こちらもポイント:B.ドルトムントのチケットを正規オンラインルートで入手しよう!
当日券売り場での受け取り
試合の当日、スタジアムに隣接するチケット売り場で受け取る方法です。
クラブによっては、オンラインでチケットを予約して、当日チケット売り場で受け取る時に、現金払いでチケットと引き換えができるところもありますので、購入時に確認をしましょう。
滞在先のホテルで受け取る
チケットは、滞在先のホテルを郵送先に指定すると、ホテルでも受け取ることができます。
念のためホテルへ電話して、「⚪️月⚪️日に滞在する⚪️⚪️ですが、観戦チケットがホテル宛に届くので、保管してくださいと」確認すると良いでしょう。
このような問い合わせに対して、受付を拒否するホテルは、ドイツではあまりありません。ゲストハウスのような、小規模で格安の宿泊所であっても、大抵は快く引き受けてくれます。
流暢な英語やドイツ語でなくても良いので、電話でコミュニケーションをとって、相手に念を押すことがとても重要です。面倒に思っても、電話、またはEメールで確認をとりましょう。
もし、チケットの保管をホテルから断られるようであれば、そのようなホテルのサービスのレベルは低いと考えられます。滞在したとしても、トラブルに対処してくれないなど、低レベルのサービスしか期待できないので、別のホテルへの予約をお勧めします。