ここでは、スリル満点の、スペイン発連続ドラマ、「ペーパー・ハウス」が撮影されたロケ地を、シーズン1と2について調べてみましたので、紹介します。
ヨーロッパ旅行の際に、海外ドラマ好きならば少し立ち寄ってみても良いかもしれません。
ペイパー・ハウス
「ペーパー・ハウス」は、スペイン発の傑作海外ドラマです。現在、Netflix で連載されています。
より詳しいドラマの設定については、こちらで説明しているので、参考にしてください。
ロケ地
ロケ地は、スペインの国立研究所 CSIC(Spanish National Research Council)の建物です。
スペインの首都、マドリッドの中心街から、約5キロほど北にあります。
ちなみに、マドリッドの日本大使館のすぐそばで、100m くらい離れたところにあります。
この研究所は、スペインでは最大の国立研究所であり、研究は科学技術系が主要な分野となっています。ヨーロッパでも第3の規模と言われています。
周辺
周辺には、例えば、国立科学博物館(National Museum of Natural Sciences)があります。
この博物館は建物自体はそれほど大きくありませんが、数多くの恐竜の化石や、その他の動物の剥製が展示されています。
そのほかにも、人類の進化を説明する様々な遺品、岩石、隕石までも展示されています。
スペイン中央銀行
では、本物のスペインの中央銀行はどこにあるのでしょうか?
本物のスペインの中央銀行(Banco de España)は、マドリッドのほぼ中央、レティーロ公園のすぐそばにあります。
この建物は、1782年にスペイン国王チャールズ3世により建設されます。
交通量の多い通りに面していますが、とても美しい建物です。
ここでは、例えば記念コインが買えたり、500ユーロ札を細かく両替したりできるそうです。
中の様子は、こちらのビデオからも見ることができます。
本物の金庫の様子や、積み上げられた純金のバー、紙幣の印刷シーンなど、ドラマと比較してみると面白いかもしれません。
教授の隠れ家
教授が隠れていた家は、どこでしょう?
ドラマでは、警部のラケル・ムリヨが、様々な監視カメラから住所を突き止めます。
ドラマで実際に出てきた住所は、実在するようです。
スペインの中央銀行から北東へ約 2.5km 離れたところにあります。スペイン中央銀行から、徒歩で約35分ほどでいくことができます。
周辺には、カフェやレストラン、ショップなどが多くあります。
ドラマに出てくる住所は確かに存在します。そして、この住所は、ラケルが地図上で最終的に特定した3角地帯の位置とも一致します。
しかし、ドラマとは実際の風景が異なるので、撮影されたのは、別の場所のようです。
フィリピン、パラワンビーチ
シーズン2の最後のシーン、ビーチを目の前にする場面が出てきます。
フィリピンのパラワン島には、とても美しいビーチがたくさんあります。
ドラマで出てきたGPSの住所( 10°0’0″N 118°50’0″E )をグーグルマップで調べると、次のように 『El Profesor』と住所が出てきます!!
“El Profesor” は、本場スペイン語で「教授」の呼び名です。
すでに、誰かが Google マップでピンを立てたようですね。
レビューを見ると、「ペーパー・ハウス 」面白い!など、この住所を突き止めた人々から、レビューがされています。なかなか凝っていて、面白いですね。
ただ、このドラマのシーンが撮影されたのは、どうもフィリピンのパラワン島ではないとも言われています。
一部では、タイやバリ島では?と言う憶測もされましたが、その後のドキュメンタリーで、合成画像であることが明らかになりました。
そのため、ここと全く同じ場所は残念ながら存在しません。
まとめ
以上、海外ドラマ「ペーパー・ハウス」、シーズン1と2で出てきたロケ地について、少し調べてみました。
シーズン3は、よりグローバル化し、イタリアやアジアに多くのシーンが撮影されているそうです。
楽しみですね。
キャスト
こちらでは、ドラマのキャストを紹介しています。